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こちらのページでは、カラダの基本的な仕組みについて説明しています。

カラダの不調に関する大まかな情報も記載していますが、
あなたのかかりつけ医や主治医などの診断・治療
および処方を妨げるものではありません。

施術についての情報は、かわむら整体院ホームページをご覧ください。

なお、かわむら整体院では、一切の医療行為はおこなっておりません。
ご了承ください。

目次

骨格について

頭の骨

 

頭の骨は、実はひとつではなく、いくつかの骨の組み合わせでできています。
赤ちゃんの自然分娩では、産道を通って生まれてきますが、この時それぞれの頭の骨が少しずつ重なり合って狭い道を通ってくるわけです。生まれてからそれらが次第に固まって「頭がい骨」の形になるんですね。生まれたての赤ちゃんの頭頂部(とうちょうぶ)はまだくっついていないので、ぷよぷよしています。強く押さないでくださいね。

首の骨

首の骨のことを頚椎(けいつい)といい、全部で7つあります。
上の2つはちょっ他の背骨(椎体;ついたい)とは違ったカタチをしています。例えていうなら大きな指輪を人さし指にさしてグルグル回す感じです。
右を向いたり左を向いたりする動きの大部分はこのふたつの椎体の動きにかかっているんです。
下の3番から7番目までは、小さいながらも他の椎体と似たカタチをしています。

頚椎骨模型

 

 

神経について

頭がい骨の中には脳(のう;のうみそのこと)という人間のカラダを統括するとても大切な機能が詰まっています。
そして脳と太いパイプとしてつながっているのが脊髄(せきずい)です。
脊髄(せきずい)は背椎(せきつい;背ぼねのこと)の中を首から骨盤まで通っています。
脳と脊髄を合わせて「中枢神経」といいます。

脳せき髄の絵

この脊髄(せきずい)から、カラダのすみずみに向かって神経が通り、これによってボクたちは何かを感じることができるし、体を動かすことができるのです。

背骨の絵

 

 

痛み、しびれなどの不調の部位別解説

主に骨格や関節に関するお話をしていきます。

 

頭痛の原因はさまざまですが、骨格に関して言えば、頭の骨のゆがみと、頚椎(けいつい)との関節面の機能障害によるものがあります。
頭の骨は成人では動かないと思うでしょうが、筋肉の緊張バランスが崩れることでゆがみが生じます。これが顔面の神経や血管を刺激して痛みとなります。
また、後頭骨(こうとうこつ)と頚椎(けいつい)との関節面に不具合があると、首回りや顔面の筋肉緊張バランスを崩して同じように痛みが出てきます。

 

首回り

上下の頚椎(けいつい)間にはそれぞれ関節があります。頚椎(けいつい)そのものの異常もありますが、これらがずれたり関節面に不具合があると、頚髄(けいずい)神経やそこから出る末梢神経を刺激したり筋肉にけいれんが起きたりします。

 

肩こり

頚椎(けいつい)の問題やそこから出る神経に刺激があると、肩周りの筋肉の緊張が続ます。それが血行不良を起こし、さらに筋肉が硬くなっていきます。

 

肩、腕

頚椎(けいつい)から出る神経は肩や腕に通っているため、この神経刺激は痛みやしびれを起こします。
肩が動くときには、たくさんの骨が関っています。
頚椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、鎖骨(さこつ)、肋骨(ろっこつ)、肩甲骨(けんこうこつ)、そして上腕骨(じょうわんこつ)です。
これらの骨の状態や関節の不具合が続くと、肩の関節に負担をかけて炎症が取れにくくなります。次第に固まって腕が上がらなくなります。いわゆる五十肩というものはこのような仕組みで起こることが多いです。

 

肘、前腕

スポーツをしている方で肘を痛める方がいます。
肘は上腕骨(じょうわんこつ)、尺骨(しゃっこつ)、橈骨(とうこつ)という骨が関わっています。
テニスのバックハンド、ゴルフのスイングのときには、手首の筋肉が強く働くのですが、この筋肉は、肘の少し上にくっつきます。ここに強い負担がかかると、痛みがでてきます。その負担の原因の多くは関節面の機能障害です。
野球でピッチャーが肘を痛める場合、肩の緩さが原因のことがあります。それにより、肘に大きな負担がかかってくるのです。

 

手首、手

手首には小さな骨がたくさんあります。
骨折などでしばらく固定すると、これらの骨の動きが悪くなり、固定を外した後でも、硬いだけでなく、痛みやしびれ、腫れといった問題が起きてきます。
手首には手根管(しゅこんかん)という、指を曲げるためのスジの通り道があります。このスジに負担がかかると炎症などの不具合が起きてきます。
反対に手の甲には、指を伸ばすスジが通る腱鞘(けんしょう)というものがあります。手を使う作業を長くしていると、この腱鞘(けんしょう)に負担がかかりスジの動きが悪くなり、炎症などの不具合が起きてきます。

以上、部位ごとの症状別に大まかな解説を記載しましたが、本当のところはすべて、カラダのすべてが影響しあっています。
手首の痛みをたどると、頚椎に異常があったり、その原因をさらにたどると、骨盤のゆがみがあったり、さらにたどれば、食生活に乱れからくる消化器系の不具合が姿勢をゆがめていたり…
このような関連性を紐解いていくことが、本当に健康なカラダを取り戻すために大切です。
ただやみくもに痛みを取るのではなく、それがサインだと思って、原因解決に向かいましょう。

あなたの健康のために、かわむら整体院と一緒に取り組んでいきませんか?
施術については、かわむら整体院ホームページをご覧ください。

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